政府の電気代支援策は2月分から

ネットニュースなどで「電気代・ガス代エグい」などの話題が飛び交っている今日このごろ。
「燃料調整費」が先月分から急増し、冬場の電気使用量の多さも相まってのことなのですが、政府による支援策は果たしてどうなったのか。
電力会社や報道の発表によると、政府支援策は「2023年1月分から」とのことだったので、1月分の電気代確定値に反映されたかなと見てみると…
どこを見ても政府支援策の影も形もなく、結構「エグい」金額でした。
使用料は平均気温の高さの影響で昨年同月比12.5%減、にもかかわらず電気料金は35%増。
使用料の減少を反映させた実質の電気価格は56%増!
元凶の燃料調整費をみてみると、1年前△1.79円→今月12.3円なので、1000KWの使用だとこれだけで1万4千円増加していることに。
どうやら政府支援策は1月使用分からといいながら、実際には1月下旬~2月下旬検針分(2月分)から反映されるようです。
具体的には、燃料調整費を△7円減額して2月分は5.51円にするらしい。
ちなみに昨年2月の燃料調整費は△1.79円なので、政府支援策があっても、来月も電気料金は前年同月比では確実に上がっているということですね。
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