大寒波と雪のなかでの日産サクラの使用感。

我が家のEVの日産サクラは寒冷地(長野県北部)での初めての冬を経験しています。
サクラは「真冬の暖房問題」と「雪道走行問題」があって寒冷地は不安といわれていますが、実際のところはどうなのか。
先週から冬らしい寒波が襲来してデータが出そろいました。
真冬の暖房問題について
これまでの冬通勤においては、ステアリングヒーターとシートヒーターがかなり暖かく、暖房はあまり使わないこともあり、懸念だった暖房の電費への影響はあまり感じられませんでした。
しかしながら、先週からの寒波では、朝の出勤前にはガラスがガチガチになるなど、車内の冷え込みも増したので初めてまともにヒーターON。
スイッチONするとすぐに暖かい風が出るので、フロントガラスの氷もすぐに溶けます。この点はかなり◎。
ステアリングヒーターとシートヒーターは電力消費もかなり小さく快適なので、これがEVで快適に冬を乗り切るためのカギといえそう。
電力消費の大きな暖房の電費はというと、ステアリング/シートヒーターとの併用で通常の2~3割増しといったところです。
とはいえ、最近のような異常な寒さが長い間続くわけでもなく、2〜3日で充電が必要になるわけでもなく、暖房運転(加えて最近の電気代の上昇)後でも1kmあたり3.2円と高燃費なのは間違いないので、「EVサクラ真冬の暖房問題」はクリアといえるでしょう。
EV-FFでの雪道の走行について
サクラは4WD仕様がなく全てFF。
当地ではそんなに積雪はありませんが4WDの車がかなり多めです。
サクラを試乗したときの「サクラはFF車ですが、タイヤの挙動は電子制御で細かくコントロールされるから実質2.5駆〜3駆くらいの安心感ありますよ」という営業さんのトークを思い出します。
実際のところ、営業さんトークのとおり、雪道でも極めて安定した走りをみせてくれました。(4WDのEVは本当にすごいらしい)
さらにE-pedalというブレーキを踏まずにアクセルだけで走行できるモードが雪道にはとても効果的で、下り坂でもものすごい安心感。
EVと雪道走行は相性よし。
「EVサクラFFで雪道大丈夫か問題」もクリアです。
まとめ
立ち往生に遭遇して一晩中車中泊となると、サクラのバッテリーでは心もとないと思いますが、そもそも街乗り用なので、寒冷地の冬も十分快適に乗り切れそう。
さらにいえば、すぐに暖まるエアコンや電子制御やE-Pedalは寒冷地でこそ際立つEVの優位性といっても過言ではないかも。
あとは真夏のエアコンがどうなるか。
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