サラリーマンの確定申告は何もしなくてもよい時代へ

こんにちは、長野県須坂市の植木税務会計事務所です。
来年(令和5年分)の確定申告から、サラリーマンのような給与所得者が確定申告する場合には、マイナポータルを利用することで給与の源泉徴収票の情報を確定申告書の該当項目に自動で入力できるようになります。(雇用主がe-Taxで源泉徴収票を税務署に提出している場合に限る)
これまでに自動入力が可能になっている項目も含め、
・収入関係~源泉徴収票(給与、年金)、株式の特定口座
・控除関係~医療費、ふるさと納税、生命保険、地震保険、社会保険、iDeCo、住宅ローン控除
と、ほとんどすべての項目が自動入力可能になることに。
政府は、収入から控除まですべての項目があらかじめ記載されている「記入済み申告書」をサラリーマンに送付して、サラリーマンはその内容を確認して提出ボタンを押すだけで確定申告完了!となることを目指していますが、なんか現実的になってきた感じがしますね。
そうなれば年末調整も必要なくなります。
事業者にとって負担の大きい年末調整がなくなることは歓迎されるところでしょうが、また一つ会計事務所の出番が減っていく。。