株価下落だとテンションダダ下がりなのに、株価が上昇してもテンションがそんなに上がらないのはなぜか?

こんにちは、長野県須坂市の植木税務会計事務所です。
保有しているトヨタ自動車と三井住友FGの株価が上昇を続けています。
日経平均が年初から5%程度の上昇なのに対して、トヨタは59%増、三井住友は40%増といずれもかなりの急騰ぶりです。
これまでは、保有していると下落、少し上がったからといって売るとその後急上昇といった負のスパイラルの繰り返しでしたが、今回は少し違います。
株式投資に関する過去記事はこちら↓
しかし、これだけの上昇局面にあるのに、テンションはあまり上がらないのはなぜなのか?
逸失利益が大きい
逸失利益=本当であれば儲かったはずの利益。
実はトヨタも三井住友も、数か月前にほんの少し上がったタイミング(マイナスが解消されたくらい)で一部を売却しています。
これまでのように、全部売却→その後急騰に比べたら全然ましですが、売らなければその分についてもかなりの利益が期待できたのにと思うともやもやしてテンションがいまいち上がらないというわけです。
含み益であって実際の実現利益ではない
確かに保有株価の価格は上昇していますが、あくまで含み益であり、これを換金して利益を確定させるためには税金が2割かかります。
100万円の含み益を実現させると20万円も税金が発生するということ。
株価がいつまでも上昇を続けるわけもなく、ある程度で売却して逃げたいところですが、「さらに上がるかもしれない」という悪魔のささやきと2割の税金負担によって動けず、いつ下落していくのかという不安で、これだけ株価があがっているのにテンションがまったくあがらないという不思議。
さいごに
今月は配当月ということもあって、このタイミングで売るか売らないかはさらに難しいところ。
しばらくは悶々と続きそうです。
相場が跳ねる兎年である今年も残り3か月あまり。
どのような年末を迎えるのか。