【過去記事PICK UP】節税の基本

こんにちは、長野県須坂市の植木税務会計事務所です。

ブログ記事の投稿を継続していると、最新の記事は読んでもらえるけど過去の記事まではなかなか読んでもらえないことが多く、そうした過去記事は定期的にリニューして再投稿するのが良いらしいです。

とうことで、税理士事務所のブログの初心に帰って節税関連の記事をリニューアル。

節税の基本的な考え方

節税とは、合法的な方法で、税金をなるべく少なくすることですが、税目によって変わってきますので、とりあえずは所得税を念頭にお話します。

所得税は、収入から支出を引いた利益にかかるものですので、

   所得税=(利益ー控除)×税率

    利益=収入ー経費 

という算式が成立します。ここでいう「控除」とは扶養控除とか医療費控除とか、年末調整や確定申告で使用される税法固有のもので、「経費」とは、原価や一般的な経費など収入を得るために生じた支出を言います。

算式を見れば一目瞭然ですが、節税すなわち所得税を最小化するということは、収入と税率をできるだけ小さくし、経費と控除をできるだけ大きくすることです。

①  収入の最小化

②  経費の最大化

③  控除の最大化

④  税率の最小化

以上を自分の状況に応じて適切に組み合わせます。これが節税策であり、かっこよく言えばタックスプランニングです。所得税だけでなく、法人税や相続税など多くの税金に応用できます。

たまに新聞記事などで目にすることが多い、GAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)が、関係会社を税率の低い国に分散させてグループ全体での税金を少なくしているとかいうのは、まさに上の④を用いた節税の事例です。

でも、GAFAのような大企業だけでなく、個人事業者でも普通のサラリーマンでもこれらは有効なのです。

例えば④については、個人事業者やサラリーマンでは国ごとの税率の違いを利用することはなかなか困難ですが、所得税の累進課税のしくみ(所得に応じて税率が高くなる)を利用することは簡単にできます。

大切なのは、自分の状況に応じた節税策を知って、それを適切に実行することです。

その具体的な方法については、当ブログでも随時取り上げてますので是非ご一読下さい。

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