株式投資の難しさを改めて実感したという話

こんにちは、長野県須坂市の植木税務会計事務所です。
トランプショックともいえる株式市場の乱高下も少し落ち着いてきたところですね。
私も、お金のプロフェッショナルを自認する身として、株式投資は昔から積極的に行い、利益も上げることはできているとは思っています。
しかしながら、やはり今回のような(昨年の夏にもありましたが)、大暴落の場面で思い切って買いに走るといったことはできません。
今回も、最初に下がった時点では少し買い足しに動いたのですが、その後かなり下がったところでは、さらに下がるのではないかと怖くて様子見という感じで、結局、安い水準で大量買い増しということはできずじまいでした。
特にNISAは難しい
さらにNISAは難しいです。
NISAには毎月一定額を証券投資信託に積み立てる積立枠と、普通の株式投資のように個別銘柄を購入できる成長枠があるのですが、積立枠はともかく、成長枠については、年間の枠の使い方がとても難しいので、これからNISAをやろうかなという人はやっても少額にしておくのが無難です。
NISAの枠は暦年で決まっているので、年初に枠を使い切ってしまうと、その後に下落した場合は、追加で買って取得価額をさげるいわゆるナンピン買いができず、ただただ含み損が膨らんでいくのを眺めているだけになってしまいます。
私の現在も、NISA以外の銘柄は今回の下落局面は多少はナンピン買いをすることができたので、かなり戻してきた現況ではプラス転換もしていますが、NISA銘柄については、とんでもない含み損を抱えており、見るたびにため息です。
あと、NISA成長枠では、売却すれば枠がもどると言われてますが、年度枠ではなく全体枠がもどるだけなので注意が必要です。実のところ私も、今回のトランプショックでも下落しなかった虎の子の武田薬品を売却して、下落しているトヨタをナンピン買いしようとして大失敗しました。
今回の下落で大きく買えた人の話を聞いてみたい
当事務所のクライアントの方でも積極的に株式投資をしている方がいらっしゃるので、是非今回の局面での話をいろいろ伺ってみたいですね。
「昨年まではいまいちの結果だったので、今後しばらくは株を買うのをやめて、大暴落したら一気に買います!」といっていた方は、今回の大暴落でどうしたのか、今度お会いするので、話を聞くのが楽しみです。