税理士は何歳でピークを迎えるのか?②

こんにちは、長野県須坂市の植木税務会計事務所です。
20代の税理士もいれば80代の税理士も現役で活躍している税理士業界。税理士m高齢化が進み平均年齢は70歳くらい?といわれることもある中で、その適齢期(ピーク)はいつなのかと改めて考えてみました。
まったくの私見であり偏見であり、税理士を選ぶ際の参考にもなりません。
税理士になるためには
税理士になるためには、簿記や会計学、各種税法などからなる税理士試験に合計で5科目合格する必要がありますが、実際に試験に合格する以外に、税務署などに一定期間勤務することや大学院を修了することなどでの科目免除があったりします。
税務署に定年近くまで勤務した場合には全科目免除となるので、税務署を定年退職すると多くの人が税理士となります。当然その時点の年齢は60歳を超えているため、税理士の平均年齢が高くなる要因とされています。
20代~30代前半
税理士試験の最年少記録は18歳とのことですが、そのような特殊な例は除いても20代で税理士試験に合格する者も珍しくはありません。
しかしながら、この年代は、社会に出て社会人としての基礎を構築した上で、学んだ税法等の知識を使いながら税務に関する経験を蓄積していく時期だと思いますので、概ね経験不足の感は否めないでしょう。
30代後半~40代
税理士としていろいろな経験を重ね、知識も厚みを増しています。他方で気力体力的にも十分でフットワークも軽く、能力のピークを迎えていることも多いでしょう。
どのような経験を積んできたかで大きな差はありますが税理士としてはおすすめの年代です。
50代~60代
税理士としての知識や経験値はカンストとなっている強者も多い年代です。体力はやや衰えが見られるにしても、気力は十分であり、ひと昔前ならピークは過ぎたと言われる年代ですが、現代であれば十分にピークといっても良いでしょう。
さきほどと同様に、どのような経験を積んできたかで大きな差はありますが税理士としてはおすすめの年代です。
70代~
70代はまだまだ現役感ありますね。能力もピーク時と変わらないといわれればそうかもしれない。80代に突入するとさすがに第一線は退くけど、人によってはまだまだいけるといった感じでしょうか。
結論
とうことで、独断と偏見に基づく、私の考える税理士のピークは40代~70代という結果になりました。
アスリート等とは異なり、税理士はピークが長いということです。

↑こんな感じのピーク(山頂)ではなく、

↑こんな感じ。
私もまだまだ税理士としてピークに差し掛かったばかりで先は長いと自負して頑張ります。