マイナンバーカードは作成する必要ありかなしか~5年間ほど保有してみての感想

こんにちは、植木税務会計事務所の植木です。

突然ですがマイナンバーカードは持っていますか?

報道によると取得率は4割ほどとのことで、私の周りでもだいたいそのぐらいの感じでしょうか。

「いまなら最大2万円分のマイナポイントもらえる!」とか、「保険証としても使えます」とかのメリット(アメ)もいまいち国民には響かなかったようなので、今後は持たないことでのデメリット(ムチ)を考えて攻めてくるかもしれませんね。

ちなみに私は5年ほど前作りました。

当時は、カードをつくると5千円分のマイナポイントというのがあったのですが、それ以上に、勤務していたさいたま市の国税局のビルにマイナンバーカードがなければ入館できなくなるというのが効きましたね。

「カードを持っていなければ、毎朝外部からの訪問者と同様に入り口の受付で所属と名前書いて入れてもらって」といわれたらそれは半ば強制的に作らざるを得ません。

それから5年間保有しているのですが、実際に何に使ったのかといえば・・・

5年間でマイナンバーカードを使ったこと

  • 個人での確定申告
  • 証券口座や銀行口座の開設
  • 税理士になってのからの証明書取得

思いつくのはこのあたりです。

確定申告や口座開設など、確かに郵送と比べて格段に楽で便利だと思いましたが、何回もあることではなく、専用のカードリーダライタを購入する必要があったりとコスパ的にはいまいちだったかなという感想です。(マイナカード取得に費用はかかりません)

しかし、スマホが対応してきてパソコンとカードリーダライタが不要になり、住民票をコンビニでとれるなどできることも増えてきました。

ポイントも2万円分ですし(笑)、取得すること自体はそれほど面倒ではないのでいまならまあおすすめできるかなと思います。(免許証を持っていない人は写真付きの身分証になります)

国民みんながカードを取得すれば、政府全体のサービスの質の向上とコストの低下というメリットが期待できますが、それぞれの個人としては、カード取得のメリットとセキュリティー面の不安や情報漏洩のリスクを天秤にかけてといったところでしょうか。

政府は「来年3月末までに全員取得させる」とか息巻いてますがなんかコロナワクチンと似た感じですね。

さいごに

ところで、マイナンバーカードには免許証と同様に期限があり更新手続きが必要になることに注意が必要です。

カード自体は10年間ですが、電子署名の期限が5年間となっています。

また特に注意したいのは未成年者の場合ですね。成長期で顔も変わりやすいからということでしょうが、期限が5年間になります。

子供の分も作る場合は、5年ごとに写真を含めて更新作業があるということです。

国税関係では9月20日から電子納税証明書がスマホでも取得できるようになりました。

さらに、当地須坂市でもいよいよ(ようやく)10月から住民票がコンビニで取得できるようになります。

できることはどんどん増えていますが、果たして来年3月末の取得率はどのくらいになるのでしょうか。

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