税務職員はどのような研修を受けているのか。

こんにちは、植木税理士事務所です。
税理士として顧客の求めるニーズに応えるため日々研鑽の毎日ですが、国税職員時代も適正公平な課税の実現のために自己研鑽に励んでいました。
国税組織はとにかく研修が充実していると思います。
一週間程度の短期研修から数か月にわたる長期研修そして通信研修等、キャリアに応じて多種多様な研修メニューが用意されています。
【税務大学校の研修体系】

職場に入るとまずは3か月程度の基礎研修。ここで税法から一般常識、社会人としてのマナーまでを叩き込まれたのち、法人・所得・徴収等の専門分野に分けられ税務署に放流されます。
その後、3年程度の実務期間を経て、それぞれの税法分野のエキスパートとなるような専門性の高い専科研修が6か月。
その後もそれぞれの目指すキャリアに合わせて、国際科研修(5ヶ月)などいろいろな研修が用意されています。
これだけ研修メニューが充実している仕事もそうはないんじゃないかなと。
大変なことも多々ありますが、おすすめできる仕事だと思います。
2023年度募集要項は3月くらいに公表される予定。
“税務職員はどのような研修を受けているのか。” に対して1件のコメントがあります。