カッパ・クリエイト元社長の不祥事による株価暴落で一瞬青ざめた話

こんにちは、植木税理士事務所の植木です。

週末、家族でお出かけした帰りにかっぱ寿司に寄ったのですが、例の不祥事報道の影響を微塵も感じさせない盛況っぷりでした。

私はかっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイト㈱の株を保有しているのですが、不祥事報道以降株価が2日で10%も暴落した時はさすがに青くなりました。

客入りに影響はないようだし、株価もすぐに回復したので一安心です。

今回はなぜ私がカッパ・クリエイトの株を保有しようと思ったのか紹介します。

カッパ・クリエイト㈱への投資判断理由

カッパ・クリエイトの最低投資額は13万円くらい。

株主優待として年に2回3000円分の食事に使えるポイントが付与されます。年間だと6000円ですね。

(カッパ寿司を利用する我が家ではそこの食事代金に充てられるポイントは現金と一緒の価値があるとします)

配当金はありませんが、投資13万円で年間リターン6000円ですから、年利は4.6%です。

さらに、これが株主優待というのがポイントで、普通の利子や配当なら20%の税金がかかりますが、それがかかりません。

なので、6000円が20%税引き後と考えると税引前は7500円になります。すると年利は5.7%に上昇します。

預金金利0.01%時代に5.7%リターンの商品はなかなかありません。

株式なのでもちろんリスクはありますが、もちろん株価の上昇メリットも享受しつつ、今回のような不祥事報道やコロナとかリーマンショックのような十年に一度の危機があっても長期的にみれば耐えられると考えました。

実際にここ10年間では、飲食業界には最悪ともいえるコロナ危機がありましたが、一時的には株価は下落したものの長期的には安定飛行を続けています。

カッパ・クリエイトの10年間の株価推移

ところでこの会社の優待の場合、最低単位(100株、約13万円)以上投資してもうまみがありません。

保有株式100株~1000株未満で6000ポイント、1000株以上で12000ポイントといった区分になっているためで、例えば10倍の130万円投資しても、優待ポイントは年間12000円と2倍にとどまり、利回りは1.15%にしかなりません。(※ちなみに夫婦それぞれの名義で100株ずつ持てばおとく( ´∀` ))

これはデメリットではありません。少額投資で最適なリターンを上げることができ、残りの資金は他の投資先に回すことができます。

リスクヘッジのための分散投資は株式投資の基本です。

まとめ

ということで、少額の株式投資事例をもとに、その投資判断に至った思考過程を紹介してみました。

決して株式投資をおすすめしているわけではありませんので、投資をする際には自分が許容できるリスクをよくよく考えて自己判断でお願いします。

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