現職税務職員のふたばさんに国税OB税理士がいろいろ質問してみた。

こんにちは、長野県須坂市の植木税理士事務所です。
税務職員の「ふたば」さんって知っていますか?
ふたばさんは国税庁HPにおいて、所得税の確定申告に関するいろいろな質問に答えてくれる国税庁が導入したAIチャットロボット(チャットボット)です。
少し前から正式導入されたのですが、現在は①所得税確定申告、②年末調整、③消費税インボイス制度に対応しているようです。
では、さっそく質問してみましょう。
まずはごあいさつ
AIとの対話のお約束のあいさつから。
「こんにちは」と。

おお、いいですね。
ちなみに名前のふたばの由来は「二人で会話する」、「若葉」だとも教えてくれました。
医療費控除とかインボイスとかについて聞いてみる
では、医療費控除について聞いてみます。


ネットで、「医療費控除」とか入力して調べ始めるより、簡単に目的の回答にたどり着けますし、周辺情報もいろいろと調べることができます。
消費税のインボイスについても聞いてみます。


すばらしい!質問事項に対して関連事項が示され、目的の回答に簡単にたどり着けました。
まとめ
とにかく反応が早いですね。
今までのようにタックスアンサーや質疑応答事例等で調べるより格段にはやく目的の回答に到達することができます。
やるな、ふたば。フラッシュ暗算が得意というだけはある。
今は、限られた事項だけですが今後どんどん対応できる範囲も広がっていくでしょう。
こういうAIが出てくると将来的には税理士や税務職員いらないんじゃね?と随分前から言われ続けていますね。
ただ、税理士として求められる力のうち、知識の深さや仕事の迅速性はすでに白旗かもしれませんが、経験とか経験に基づいた知識の使い方、コミュニケーション力、柔軟性などなど人間にしか対応できないものの方がまだまだ断然多いと思っているので。
AIは税理士にとってライバルではなく最強の味方・武器として使いこなしていきたいです。